第1問・電気理論
平行平板間の電界の強さ
平等電界の強さは、極板間の電圧を距離で割って求める。1×10⁻³ mをそのまま代入する。
公式解答 ニ
イ 1×10² V/m
100 Vを1 mで割った値で、距離1×10⁻³ mが反映されていない。
ロ 1×10³ V/m
距離を1×10⁻¹ mとした値で、指数が二つ小さい。
ハ 1×10⁴ V/m
距離を1×10⁻² mとした値で、指数が一つ小さい。
ニ 1×10⁵ V/m
E=100÷(1×10⁻³)=1×10⁵ V/m。
2025年10月5日実施・下期学科50問
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第1問・電気理論
平等電界の強さは、極板間の電圧を距離で割って求める。1×10⁻³ mをそのまま代入する。
公式解答 ニ
100 Vを1 mで割った値で、距離1×10⁻³ mが反映されていない。
距離を1×10⁻¹ mとした値で、指数が二つ小さい。
距離を1×10⁻² mとした値で、指数が一つ小さい。
E=100÷(1×10⁻³)=1×10⁵ V/m。
第2問・直流回路
まずスイッチを開いた状態から抵抗Rの値を求め、閉じた後は6 Ωとの並列合成抵抗で電流を計算し直す。
公式解答 ニ
抵抗Rの値3 Ωを電圧と取り違えた値。
スイッチを開いたときの電流12 Aを電圧と取り違えた値。
スイッチを開いたときの2 Ωの電圧降下で、閉じた後のRの電圧ではない。
並列合成2 Ωに15 Aが流れて30 V。
第3問・交流回路
誘導性リアクタンスはωLで求め、抵抗とは直角に合成する。X=500×0.008=4 Ωで、3-4-5の直角三角形になる。
公式解答 ハ
8 mHを8 Ωとして抵抗に足した値(100÷11)。
抵抗とリアクタンスを算術的に足した値(100÷7)。
Z=5 Ωから100÷5=20 A。
抵抗3 Ωだけで計算した値で、リアクタンスを落としている。
第4問・交流回路
ダイオード1個の半波整流では、電流が流れるのは正の半周期だけである。抵抗の消費電力は、交流をそのまま加えた場合の半分になる。
公式解答 ハ
電流10 Aに抵抗10 Ωを掛けたIRの値で、これは電圧に当たる。
半波整流の平均値約45 Vで計算した値。電力は実効値で求める。
正の半周期だけ電流が流れるため、1,000 Wの半分。
ダイオードがない場合の電力で、負の半周期の遮断を考えていない。
第5問・三相交流
電力を消費するのは抵抗だけで、誘導性リアクタンスは有効電力を消費しない。Δ結線の抵抗3本には線間電圧Vがそのまま加わる。
公式解答 イ
線間電圧Vが加わる5 Ωの抵抗3本分。
リアクタンス3 Ωを抵抗とみなした1相分の値。リアクタンスは電力を消費しない。
抵抗1本分の電力で、3相分を合計していない。
抵抗の電力3V²/5にリアクタンスの無効電力V²/3を足しても14V²/15で、V²にもならない。無効電力は消費電力に含めない。
第6問・配電理論
両方の負荷が入っているときは平衡し、中性線に電流が流れない。片側を切ると中性線にも電流が流れ、その電圧降下の分だけ負荷電圧が下がる。
公式解答 イ
中性線の0.2 Ωにも電流が流れ、102 Vから約100 Vに下がる。
片側だけになると中性線に電流が流れることを見落としている。
中性線が健全なので電圧は上がらない。中性線の電圧降下が加わる分だけ下がる。
中性線が断線した場合のような上昇を想定した値で、この回路には当てはまらない。
第7問・配電理論
負荷電流はP/(V cosθ)で求める。負荷AとBが等しいので中性線には電流が流れず、損失は外側2線の分だけになる。
公式解答 ハ
外側1線分の損失(10²×0.4)で、もう1線を数えていない。
電流10 Aが流れる線1本の損失40 Wの整数倍にならず、平衡負荷の条件からは出ない値。
外側2線×10²×0.4=80 W。中性線の電流は0 A。
中性線にも10 Aが流れるとみなして3線分を足した値。
第8問・変圧器
損失と励磁電流を無視すれば、変圧器の一次側と二次側の電力は等しい。二次側の二つの負荷の電力を合計し、6,000 Vで割る。
公式解答 ロ
一方の負荷(5,000〜7,000 W)だけで計算した場合の値で、両方の負荷を合計していない。
二次側の合計12,000 Wを一次電圧6,000 Vで割って2 A。
18,000 W分の電流で、二つの負荷の合計12,000 Wと合わない。
電流の和120 Aに200 Vを掛けた24,000 Wで計算した値。各負荷にかかる電圧は100 V。
第9問・低圧配線
幹線から分岐した電線の長さが3 mを超え8 m以下なら、許容電流は幹線の過電流遮断器の定格電流の35 %以上が必要になる。100 A×0.35=35 Aに対し、5.5 mm²の34 Aでは足りない。
公式解答 ロ
3 m以下なら太さの制限はなく、8 mを超えるときは55 %(55 A)以上が必要である。
適切。3 m以下なので許容電流の制限を受けない。
不適切。3 mを超え8 m以下では35 A以上が必要で、34 Aでは足りない。
適切。8 m以下で35 A以上を満たす。
適切。8 mを超えるので55 A以上が必要で、61 Aは満たす。
第10問・電動機
同期速度は120f/pで求め、滑りの分だけ回転速度が下がる。4極・60 Hzの同期速度は1,800 min⁻¹である。
公式解答 ロ
滑りを10 %として計算した値。
1,800×(1−0.05)=1,710 min⁻¹。
同期速度で、滑りを考えていない。
滑りの分を足した値。誘導電動機は同期速度より遅く回る。
第11問・変圧器
鉄損は鉄心の磁束で生じる損失で、ヒステリシス損と渦電流損からなる。磁束は一次電圧に比例するため、一次電圧が高くなると鉄損は増える。
公式解答 ロ
誤り。ヒステリシス損は周波数によって変わる。
正しい。電圧が高いほど磁束密度が大きくなり、鉄損が増える。
誤り。鉄損は渦電流損とヒステリシス損の和で、渦電流損より大きい。
誤り。鉄損はヒステリシス損を含むので、それより大きい。
第12問・照明
LEDは半導体のpn接合に順方向電圧を加えて光らせる。チップ1個の順方向電圧は数V程度で、100 V以上というのは誤りである。
公式解答 ロ
正しい。LEDの発光原理の説明。
誤り。チップ1個の順方向電圧は数V程度である。
正しい。電界による発光現象を利用している。
正しい。白色LEDの代表的な方式。
第13問・保守・検査
浮動充電方式では、整流器の出力に蓄電池と負荷を並列につなぐ。整流器が負荷へ電力を送りながら、蓄電池を少しずつ充電し続ける。
公式解答 ニ
蓄電池を経由して負荷へ電力を送る直列構成で、浮動充電ではない。
負荷が整流器の前にあり、直流電源装置として負荷へ給電していない。
蓄電池を交流側につなぐことはできない。
浮動充電方式の構成。
第14問・配線器具
日本照明工業会のSB・SGI・SG形の表示は、断熱材施工天井に埋め込んで使えるダウンライトに付く。
公式解答 イ
SB・SGI・SG形は断熱施工天井用の区分。
非常用照明には、建築基準法に適合した非常用照明器具であることの表示が必要。
屋外での使用は、防雨形・防湿形などの表示で判断する。
ライティングダクトにはプラグで接続する専用の器具を使う。
第15問・電気応用
写真は貯湯タンクとヒートポンプユニットの組合せで、冷媒に二酸化炭素を使う自然冷媒ヒートポンプ給湯器である。
公式解答 イ
CO2冷媒のヒートポンプで湯を沸かし、タンクにためる。
太陽電池の直流を交流に変換する装置で、冷媒を使わない。
都市ガスなどから水素を取り出して発電する装置。
電気で水を分解して水素をつくる装置。
第16問・発電設備
①は燃焼ガスで加熱されて水を蒸気にする蒸発管、②はドラムを出た蒸気をさらに加熱してタービンへ送る過熱器、③は煙突へ向かう排ガスで給水を予熱する節炭器である。
公式解答 ニ
②と③が逆。給水が入る③が節炭器、タービンへ蒸気を送る②が過熱器。
①はドラムへ戻る水と蒸気の通り道で、蒸発管にあたる。
三つとも役割が入れ替わっている。
水の流れと熱の受け方に合う組合せ。
第17問・電気応用
水を毎秒Q m³、高さH mくみ上げる動力は9.8QH kWである。ポンプと電動機の効率で割ると、電動機に必要な入力になる。
公式解答 イ
必要な水の動力を両方の効率で割った式。
分母と分子が入れ替わっている。
Qが分母にあり、効率も掛けている。
効率を掛けており、入力より小さい出力側の値になる。
第18問・送電設備
アークホーンは、がいしの両端に付けた電極で、雷によるフラッシオーバをがいしの表面から離して起こさせ、がいしの破損を防ぐ。
公式解答 イ
雷害対策。
塩害対策。
微風振動などによる電線の振動対策。
塩害による汚損への対策。
第19問・変圧器
並行運転には、極性、変圧比、インピーダンス電圧(抵抗とリアクタンスの比も含む)がそろっていることが必要である。効率が等しいことは条件に入らない。
公式解答 ニ
必要。極性が逆だと大きな循環電流が流れる。
必要。違うと二次側に循環電流が流れる。
必要。違うと負荷が容量どおりに分担されない。
並行運転の条件ではない。
第20問・高圧受電設備
短絡電流を検出するのは過電流継電器、短絡電流を遮断できるのは遮断器である。高圧真空遮断器との組合せが適切になる。
公式解答 ニ
気中開閉器は短絡電流を遮断できない。
地絡継電器は地絡を検出する装置で、短絡保護ではない。
地絡保護の組合せで、短絡保護ではない。
短絡を検出して遮断できる組合せ。
第21問・高圧受電設備
JIS C 4620では、PF・S形の主遮断装置を使えるのは受電設備容量300 kV·A以下である。400 kV·AにPF・S形を使う記述が不適切になる。
公式解答 ロ
適切。CB形は4,000 kV·A以下まで使える。
不適切。PF・S形は300 kV·A以下に限られる。
適切。CB形は小さい容量でも使える。
適切。300 kV·A以下の範囲内。
第22問・高圧機器
写真は進相コンデンサと組み合わせて使う直列リアクトルである。コンデンサ回路の高調波電流を抑え、投入時の突入電流も小さくする。
公式解答 ロ
変流器の用途。
直列リアクトルの用途。
進相コンデンサの用途。
変圧器や計器用変圧器の用途。
第23問・高圧機器
PASは短絡電流を遮断できないため、短絡事故では開放を止めて(ロックして)配電線側の遮断器の動作を待ち、配電線が停止した後に開放する。自分で短絡を遮断するという記述が誤り。
公式解答 ニ
正しい。構内の事故を構内で切り離す。
正しい。地絡電流は負荷開閉器で開放できる。
正しい。蓄勢トリップ(SO)の動作。
誤り。PASは短絡電流を遮断できない。
第24問・施工方法
2種金属製可とう電線管は、ビニルで被覆した構造で耐水性に優れる。1種の方が耐水性に優れるという記述が誤り。
公式解答 イ
誤り。耐水性に優れるのは2種。
正しい。
正しい。
正しい。可とう性があるので工具なしで曲げられる。
第25問・施工方法
写真イはコンクリートに穴をあけて打ち込み、ボルトを固定するアンカーである。ほかの三つは電線どうしを接続する材料である。
公式解答 イ
器具などをコンクリートに固定する材料で、電線の接続には使わない。
太い電線どうしをボルトで締め付けて接続する。
電線を差し込み、圧着工具で圧着して接続する。
電線を差し込むだけで接続する。
第26問・工具
写真は架空電線や支線を引っ張って張力を調整する張線器(シメラー)である。ラチェットで巻き取り、先端のつかみで電線を保持する。
公式解答 ニ
規定のトルクでボルトを締め付ける工具。
電線管に電線を通すための通線工具。
ケーブルドラムを持ち上げて回転させる器具。
電線を引っ張って張力を調整する工具。
第27問・施工方法
バスダクトを造営材に取り付ける場合、支持点間の距離は3 m以下とする(人が触れない場所で垂直に取り付ける場合は6 m以下)。5 mは長すぎる。
公式解答 ロ
正しい。
誤り。支持点間は3 m以下。
正しい。
正しい。
第28問・施工方法
使用電圧300 Vを超える電路の金属管にはC種接地工事を施すが、接触防護措置を施す場合はD種接地工事によることができる。
公式解答 ニ
不適切。屋外用ビニル絶縁電線(OW)は金属管工事に使えない。
不適切。高圧屋内配線は、がいし引き工事かケーブル工事で行う。
不適切。管内で電線を接続してはならない。
適切。接触防護措置によりC種をD種にできる。
第29問・高圧ケーブル
地中電線路にはケーブルを使わなければならない。絶縁電線を使う記述が不適切である。
公式解答 ロ
適切。物件の名称、管理者名、電圧を表示する。
不適切。地中電線路の電線はケーブルとする。
適切。
適切。暗きょ内の延焼を防ぐ措置。
第30問・高圧受電設備
UGSは地絡を検出して開放するが、短絡電流を遮断する能力は求められない。短絡時は配電線側の遮断器に任せる。
公式解答 ハ
適切。配電線側より先に動作させる。
適切。
不適切。負荷開閉器に短絡の遮断能力は求められない。
適切。短絡電流が流れても損傷しない耐量が必要。
第31問・高圧ケーブル
需要場所に施設する高圧地中電線路で長さが15 mを超えるものは、物件の名称、管理者名、電圧を表示する。20 mで表示を省略することはできない。
公式解答 ロ
適切。地中電線路の管として使える。
不適切。15 mを超えるので表示が必要。
適切。管路式の金属製の管路は接地工事を要しない。
適切。堅ろうながい装をもつケーブルを十分な深さに埋設している。
第32問・高圧受電設備
建物に引き込む防水鋳鉄管には、管とケーブルのすき間をふさぐ防水装置を取り付ける。プルボックスの水抜きで防水装置を省略することはできない。
公式解答 ロ
適切。
不適切。引込口の防水装置は省略できない。
適切。人が触れるおそれのある接地線は合成樹脂管で覆う。
適切。
第33問・施工方法
ケーブルラックの金属製部分にはD種接地工事を施す。乾燥した場所で省略できるのは長さ4 m以下などの場合に限られ、15 mでは省略できない。
公式解答 ニ
適切。
適切。低圧ケーブルどうしはセパレータを設けなくてよい。
適切。
不適切。15 mは省略の条件に当たらない。
第34問・保守・検査
ケーブルの絶縁耐力試験を直流で行う場合、試験電圧は交流の試験電圧の2倍とする。1.5倍とした記述が誤り。
公式解答 ハ
適切。充電電流をリアクトルで補償する。
適切。
不適切。直流では交流の試験電圧の2倍。
適切。7,000 V以下の電路の交流試験電圧。
第35問・接地工事
高圧の計器用変成器の二次側電路にはD種接地工事を施す。ほかの三つはA種、C種、B種の対象である。
公式解答 ハ
A種接地工事の対象。
300 Vを超える低圧機器なのでC種接地工事の対象。
D種接地工事の対象。
B種接地工事の対象。
第36問・計測
ある期間の平均力率は、その間の電力量と無効電力量から求める。電力量計と無効電力量計の組合せが必要になる。
公式解答 ロ
無効分が分からず、力率を出せない。
期間中の有効分と無効分から平均力率を計算できる。
有効電力量が分からない。
瞬時値と最大値だけで、期間の平均は求められない。
第37問・法令
停電が困難で絶縁抵抗を測れない場合、電気設備の技術基準の解釈は、使用電圧が加わった状態の漏えい電流が1 mA以下であることを求めている。
公式解答 ハ
基準値より小さい。
基準値より小さい。
漏えい電流1 mA以下が基準。
基準値を超える。
第38問・法令
電気工事士法では、自家用電気工作物のネオン工事と非常用予備発電装置工事は特殊電気工事とされ、それぞれの特種電気工事資格者でなければ従事できない。
公式解答 イ
ネオン工事・非常用予備発電装置工事に従事できる資格。
600 V以下で使用する自家用電気工作物の簡易電気工事に従事できる資格。
特殊電気工事には、別に特種電気工事資格者の認定が必要。
保安の監督の資格で、特殊電気工事の作業資格ではない。
第39問・法令
定格電流100 A以下の配線用遮断器は特定電気用品である。ほかの三つは特定電気用品以外の電気用品になる。
公式解答 イ
特定電気用品。
特定電気用品以外の電気用品。
特定電気用品以外の電気用品。
丸形のPSEマークは特定電気用品以外の電気用品に付く。
第40問・法令
電気設備に関する技術基準を定める省令は、高圧又は特別高圧の電路と低圧の電路を結合する変圧器について、高圧などの侵入による危険がないよう、変圧器の適切な箇所に接地を施すことを求めている。
公式解答 イ
省令の規定どおり。B種接地工事などがこれに当たる。
この条文が求めるものではない。
この条文が求めるものではない。
この条文が求めるものではない。
第41問・保守・検査
①は方向性をもつ地絡継電器で、零相電圧と零相電流の位相で動作する。試験には電圧、電流、位相を調整して測れる試験器(写真ロ)を使う。
公式解答 ロ
電流・電圧と動作時間を測る地絡継電器用の試験器で、位相を扱えない。
電圧・電流・位相の計器を備え、方向性の動作特性を試験できる。
mAとkVの計器をもつ絶縁耐力試験用の装置。
試験用変圧器と電圧調整器で、絶縁耐力試験に使う。
第42問・工具
②はケーブルの屋内終端接続部である。黄色の柄の工具はリングスリーブ用の圧着工具で、低圧の電線接続に使い、高圧ケーブルの端末処理には使わない。
公式解答 ロ
端子や支持金具のボルト締めに使う。
リングスリーブ用で、高圧ケーブルの端末処理には使わない。
シースや絶縁体をはぎ取るのに使う。
太いケーブルの切断に使う。
第43問・高圧受電設備
負荷電流が流れている状態で断路器(ⓑ)を開くと、アークが発生して危険である。先に遮断器(ⓒ)で負荷電流を切り、断路器は無負荷で操作する。
公式解答 イ
最も不適切。負荷電流が流れたまま断路器を開いている。
遮断器で電流を切ってから断路器、区分開閉器の順で、問題はない。
区分開閉器は負荷電流を開閉できるので、最初に開いても断路器は無負荷で操作される。
遮断器、区分開閉器の後に断路器を開くので、断路器は無負荷で操作される。
第44問・計器用変成器
④は計器用変圧器の一次側に入れる限流ヒューズである。計器用変圧器の内部で短絡が起きたとき、主回路へ事故が広がるのを防ぐ。
公式解答 ニ
ヒューズに欠相を防ぐ働きはない。
主な目的ではない。ヒューズは短絡電流で溶断させる。
雷サージの保護は避雷器の役割。
一次側ヒューズの主な目的。
第45問・計器用変成器
⑤は計器用変圧器の二次側に入れた試験用端子で、電圧を取り出して計器や継電器を試験するのに使う。変流器の二次側にある同じ形の記号は電流端子である。
公式解答 ニ
電流計の相を切り換えるスイッチ(AS)とは別の記号。
電圧計の相を切り換えるスイッチ(VS)とは別の記号。
変流器の二次側に入れる端子。⑤は計器用変圧器の二次側にある。
計器用変圧器の二次側に入れる試験用端子。
第46問・避雷器
⑥には避雷器を置き、保守時に電路から切り離すため断路器を組み合わせる。断路器の図記号は、固定接点側に短い横線を付けたものである。
公式解答 ニ
半円は電磁接触器の機能を表す記号で、避雷器の切離しには使わない。
×は遮断器の記号。
負荷開閉器の記号。
断路器と避雷器の組合せで、一般的な構成。
第47問・計器用変成器
⑦は変流器(CT)で、高圧電路の電流を小さな電流に変成して、電流計や過電流継電器へ送る。
公式解答 ハ
零相変流器の役割。
計器用変圧器の役割。
変流器の役割。
避雷器の役割。
第48問・高圧機器
⑧は負荷開閉器の記号(横線と丸)に限流ヒューズを組み合わせたもので、変圧器の一次側の開閉と短絡保護に使う。
公式解答 ニ
断路器は負荷電流を開閉できず、記号も横線だけになる。
図の記号はカットアウトではない。
遮断器の記号は×で、⑧とは異なる。
負荷開閉器と限流ヒューズの組合せ。
第49問・低圧配線
⑨は変圧器の低圧側から動力制御盤へ向かう配線なので、600 V用のCVTケーブルを使う。導体、架橋ポリエチレン、ビニルシースだけの単心3本をより合わせた構造である。
公式解答 ロ
半導電層と銅シールドをもつ高圧用の3心ケーブルで、低圧側には使わない。
600 V CVTケーブルの構造。
6.6 kV用のCVTケーブルで、高圧側に使う。
VVRなどのビニルケーブルで、CVTではない。
第50問・電動機回路
⑩はスターデルタ始動器から電動機に至る配線である。巻線の両端(U・V・W・X・Y・Z)を始動器へ引き出すため、6本が必要になる。
公式解答 ニ
直入れ始動の場合の本数。
3相に接地線を加えた本数で、スターデルタ始動には足りない。
スターデルタ始動に必要な本数と合わない。
3相巻線の両端6本を引き出す。
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出典は一般財団法人電気技術者試験センター「第一種電気工事士試験の問題と解答」です。問題本文と図は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成しました。全50問の正答を公式解答PDFと照合しています。