公式正答
公式正答 1・5
問114はどう解くか
還元した実験2では約50 kDaのH鎖と約25 kDaのL鎖へ分かれ、どちらにも抗原結合部位の一部が含まれます。正答は1・5です。
全5肢の判断根拠
1が正しいです。実験2では非共有結合だけでなく鎖間ジスルフィド結合も切れ、二つの低分子量バンドが現れています。
2は誤りです。実験1のバンド1はSDSと熱で変性したIgGで、高次構造が崩れており、未処理IgGより強い抗原結合を期待できません。
3は誤りです。12個の等質量単位で150 kDaなら1単位約12.5 kDaです。H鎖4単位で約50 kDa、L鎖2単位で約25 kDaです。
4は誤りです。バンド3は熱で切断された断片ではなく、ジスルフィド還元で分離した完全なL鎖です。
5が正しいです。抗原結合面はH鎖可変部とL鎖可変部の双方で形成されるため、両鎖が抗原結合部位の構成部分を含みます。
出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。