精神医療審査会
問題43 医療保護入院更新届の審査
審査会の委員構成、審査対象、知事権限との関係を確認します。
正答 4
正答は4です。精神医療審査会は医療保護入院者の入院期間更新に係る届出も審査します。
(1)
委員の任期は条例等で定める扱いを含み、全国一律4年という規定ではありません。
(2)
精神障害者保健福祉手帳の等級判定を担う機関ではありません。
(3)
審査の合議体は医療・法律・精神保健福祉の委員を含む5名で構成します。
(5)
審査結果に基づく退院等の命令は都道府県知事が行います。審査会が病院管理者へ直接命令するのではありません。
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障害福祉サービス
問題44 宿泊型自立訓練
給付区分、利用期間、支援区分の要否、共同生活援助との違いを整理します。
正答 3
正答は3です。宿泊型自立訓練は障害福祉サービスの自立訓練に属し、訓練等給付として提供されます。
(1)
市町村の地域生活支援事業ではなく、個別給付の障害福祉サービスです。
(2)
サテライト型住居は共同生活援助で用いられる形態です。
(3) 正答
自立訓練であるため訓練等給付の対象です。
(4)
標準利用期間は原則2年で、最長6か月ではありません。
(5)
訓練等給付では障害支援区分認定を一律の利用要件としません。
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所得保障
問題45 障害基礎年金の認定日
障害基礎年金と障害厚生年金の等級、加算、一時金を区別し、認定日の原則を確認します。
正答 2
正答は2です。障害認定日は原則として初診日から1年6か月を経過した日です。
(1)
障害基礎年金には配偶者加算はなく、要件を満たす子の加算があります。
(2) 正答
原則の障害認定日は初診日から1年6か月後です。
(3)
障害基礎年金の等級は1級と2級です。3級は障害厚生年金にあります。
(4)
障害手当金は障害厚生年金制度の一時金で、障害基礎年金にはありません。
(5)
20歳前に初診日がある障害も、所得制限等を伴う20歳前傷病による障害基礎年金の対象になり得ます。
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入院制度
問題46 任意入院の退院制限
本人の意思による任意入院へ変更された点から、退院申出時の例外的な制限を確認します。
正答 1
正答は1です。任意入院者が退院を申し出ても、指定医が必要と認める場合は72時間を限度に退院を制限できます。
(1) 正答
指定医の診察により72時間を限度として退院を制限できる例外があります。
(2)
任意入院者にも処遇改善を求める権利があります。
(3)
6か月ごとの入院継続同意確認は任意入院の一律要件ではありません。
(4)
退院後生活環境相談員の選任は主に医療保護入院者が対象です。
(5)
任意入院の開始に指定医の診察を必須とする規定ではありません。
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地域相談支援
問題47 地域移行支援
長期入院者が退院準備として住居確保や外出同行を受けるサービス名と給付区分を特定します。
正答 1
正答は1です。地域移行支援は地域相談支援の一つで、入院中から住居確保や地域生活への移行を支えます。
(1) 正答
地域移行支援は地域定着支援と並ぶ地域相談支援です。
(2)
入院1年未満でも、支援の必要性に応じて対象になり得ます。
(3)
申請窓口は市町村であり、精神保健福祉センターではありません。
(4)
標準利用期間は6か月で、必要に応じ更新を検討します。原則2年ではありません。
(5)
実施主体は指定一般相談支援事業者です。指定特定相談支援事業者と区別します。
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居住支援
問題48 共同生活援助
相談できる支援者が近くにいる住居で日常生活支援を受けたいという希望へ、住居提供型サービスを対応させます。
正答 5
正答は5です。共同生活援助は共同生活住居で相談、家事等の日常生活援助を提供します。
(1)
包括型地域生活支援はACTなどの支援モデルを指し、法定の住居提供サービス名ではありません。
(2)
広域調整等事業は自治体の体制整備事業で、本人へ住居を提供する給付ではありません。
(3)
住宅入居等支援事業は賃貸契約支援などを行いますが、支援付き共同住居を提供するサービスではありません。
(4)
自立生活援助は単身生活者等への定期訪問・相談を行い、共同住居を提供しません。
(5) 正答
共同生活援助はグループホームで住居と日常生活上の援助を提供します。
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ソーシャルワークの理論と方法(専門)の解答・解説(9問)
専門職倫理
問題28 ソーシャルワークの価値
価値、知識、技術、自己理解を分けます。人権と社会正義は専門職の価値基盤です。
正答 4
正答は4です。社会正義はソーシャルワークが実現を目指す中核的価値です。
(1)
援助関係形成は実践技術に位置付けられます。
(2)
自己覚知は専門職として自分を理解し統制する姿勢・過程です。
(3)
多職種連携は支援を進める方法です。
(4) 正答
社会正義は人権と並ぶ中核的価値です。
(5)
専門的知識は価値を実践へ移すための知識基盤です。
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面接技術
問題29 初回面接の非言語情報
関係形成の初期には、質問で追い込まず言語・非言語の双方から本人を理解します。
正答 1
正答は1です。表情、姿勢、沈黙などの非言語メッセージも含めて受け止める対応が適切です。
(1) 正答
言葉だけでなく表情や態度を観察し、本人のペースで理解します。
(2)
不一致の直面化は関係形成後に慎重に用いる技法で、初回から行う対応ではありません。
(3)
援助者の生活歴を語って同一化を求めると、本人中心の面接から外れます。
(4)
理由を明確にするまで質問を続けると、本人へ圧力をかけます。
(5)
友人関係を演じたり転移を意図的に生じさせたりせず、専門的援助関係を築きます。
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家族支援
問題30 ジャクソンの第1段階
家族が飲酒問題をまだ認められず、困惑しながら従来生活を保とうとする初期像を選びます。
正答 5
正答は5です。第1段階では配偶者が問題を否認し、困惑しつつ飲酒行動へ対応します。
(1)
本人を無視・軽視する態度は関係崩壊が進んだ後の段階です。
(2)
別居を決心するのは家族再編へ進んだ段階です。
(3)
一人で問題を取り除こうと奮闘するのは否認の次に進んだ段階です。
(4)
情緒的交流と家族目標の解体は深刻化した後期の状態です。
(5) 正答
問題を認めきれず困惑するのが第1段階です。
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チーム形成
問題31 形成期の相互理解
形成期、混乱期、統一期、機能期、終結期の特徴を順に照合します。
正答 3
正答は3です。形成期には構成員が所属、役割、専門性を説明し、相互理解を始めます。
(1)
能力発揮と強い信頼関係は機能期の特徴です。
(2)
評価と新目標設定は終結・再編に近い活動です。
(3) 正答
所属機関の機能を紹介し相互理解を深めるのは形成期です。
(4)
意見の食い違いが表面化するのは混乱期です。
(5)
一致団結して目標へ進むのは統一・機能期の特徴です。
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地域援助
問題32 コミュニティワークの実践
個人への直接援助と、地域住民への啓発・人材育成を区別します。
正答 1・5
正答は1と5です。市民講演会とボランティア育成は、地域へ働きかけ資源を育てるコミュニティワークです。
(1) 正答
当事者と市民講演会を開く活動は地域への普及啓発でありコミュニティワークです。
(2)
支援拒否者への訪問はアウトリーチによる個別援助です。
(3)
保証人探しは個別の住居確保支援です。
(4)
就労支援プログラムの担当は特定利用者への直接支援です。
(5) 正答
地域で活動するボランティアの育成は住民参加と社会資源開発に当たります。
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地域アセスメント
問題33 災害避難課題の可視化
ワーキンググループの初期には、解決策の実施より先に当事者の経験と地域課題を把握します。
正答 3
正答は3です。精神障害当事者、家族、支援者から声を集め、避難時のニーズを可視化する活動が最初に必要です。
(1)
資金調達と物品購入は、課題と必要な対策を特定した後に検討します。
(2)
行政への要望は、当事者のニーズと地域実態を整理してから行います。
(3) 正答
初期段階では関係者の経験を集め、困りごとと資源を把握します。
(4)
啓発動画の制作は課題分析後の実施活動です。
(5)
フォーラムでの政策提案も、ニーズの集約と計画化を経て行います。
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グループワーク
問題34 初回ミーティングの合意形成
初回はグループの目的、活動内容、参加者の希望を共有し、合意をつくる段階です。
正答 5
正答は5です。メンバー間の意見交換を促し、目標と活動への合意形成を図る関わりが適切です。
(1)
活動目標の再確認は、活動開始後に停滞が生じた場面で行います。
(2)
各自の課題達成状況の確認は展開・評価段階の活動です。
(3)
葛藤への積極介入は葛藤が表れた後に検討します。初回の主課題ではありません。
(4)
グループと個人の課題解決を進める働きかけは展開段階の機能です。
(5) 正答
初回には意見交換を支え、共有目標への合意を形成します。
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面接技術
問題35 両価的感情の明確化
参加したい気持ちと再び傷つく不安が同時に語られています。援助者が解決を急がず、双方を言語化します。
正答 2
正答は2です。近づきたい気持ちと避けたい気持ちを明確にし、本人が自分の感情へ気付けるよう支えます。
(1)
課題抽出と解決策の提示を先行すると、本人の気持ちを探索する機会を奪います。
(2) 正答
相反する二つの気持ちを整理して返す対応が適切です。
(3)
過去の原因究明へ集中せず、現在語られた不安と希望を扱います。
(4)
具体的方法を一方的に教える前に、本人の理解と選択を支えます。
(5)
定型質問による情報収集より、本人の語りに沿った面接が必要です。
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スーパービジョン
問題36 関わりの省察と理解
経験の浅い援助者が関係悪化を相談しています。担当変更ではなく、実践を振り返り相手の行動を再理解します。
正答 2
正答は2です。B精神保健福祉士はスーパービジョンを通じ、A精神保健福祉士の関わりとCさんの背景を省察させます。
(1)
参加者追加はCさんとの援助関係の課題へ直接対応しません。
(2) 正答
関わりを振り返り、行動の意味と代替的な対応を考えるのが適切です。
(3)
病院理念の確認だけでは具体的な関係上の課題を扱えません。
(4)
医学的助言の調整より、まず援助過程のスーパービジョンが必要です。
(5)
担当から直ちに外すのではなく、学習と関係修復を支えます。
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