午後高齢期の知能

第38回 社会福祉士 問題85
長年の経験で培った結晶性知能を見いだす

第38回問題85は、高齢期の知能について、正答だけでなく五つの記述を根拠から判定する問題です。

公式正答

公式正答 4

問題85はどう解くか

幼稚園教諭として身につけたピアノ技能を発揮できることから、結晶性知能の低下は緩やかと理解でき、正答は4です。

五つの選択肢をどう判断するか

1は誤りです。夜間に歩き回り帰宅できない行動は見当識障害を背景にしていても、行動・心理症状として環境や不安の影響を受けます。

2は誤りです。まだら認知症は血管性認知症でみられやすく、アルツハイマー型の典型という説明ではありません。

3は誤りです。感覚記憶はごく短時間の感覚情報保持で、昔身につけたピアノ演奏から直接判断できません。

4が適切です。知識、語彙、経験で獲得した技能などの結晶性知能は高齢期にも比較的保たれます。

5は誤りです。病気を過度に心配する心気症状は事例に示されていません。

出典:社会福祉振興・試験センター「第38回社会福祉士国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

全129問・全645肢解説PDFを見る →