2026年8月23日実施・2026年10月1日合格発表
第58回 社会保険労務士試験の合格基準と正答
第58回の合格基準は、選択式が総得点25点以上かつ各科目3点以上(雇用保険法は2点以上)、択一式が総得点47点以上かつ各科目4点以上でした。前年の第57回より選択式で3点、択一式で5点高く、合格率は5.5%から9.3%に上がっています。正答と受験状況は試験センターと厚生労働省の公表資料から転記しました。
合格基準(第57回との比較)
| 区分 | 第58回(2026年) | 第57回(2025年) |
|---|---|---|
| 選択式(40点満点) | 総得点25点以上かつ各科目3点以上(ただし、雇用保険法は2点以上) | 総得点22点以上かつ各科目3点以上(ただし、労働者災害補償保険法、労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識は2点以上) |
| 択一式(70点満点) | 総得点47点以上かつ各科目4点以上 | 総得点42点以上かつ各科目4点以上(ただし、雇用保険法は3点以上) |
どちらの年も、試験の難易度に差が生じたため前年度の合格基準を補正したものと説明されています。第58回で科目別の基準点が下がったのは、選択式の雇用保険法だけでした。選択式・択一式とも1問1点で、選択式は1科目5点、択一式は1科目10点です。
受験者数と合格率
| 項目 | 第58回 | 第57回 |
|---|---|---|
| 受験申込者数 | 52,842人 | 53,618人 |
| 受験者数 | 42,510人 | 43,421人 |
| 受験率 | 80.4% | 81.0% |
| 合格者数 | 3,961人 | 2,376人 |
| 合格率 | 9.3% | 5.5% |
合格者の構成
| 年齢別 | 20歳代以下11.3%、30歳代31.4%、40歳代28.2%、50歳代21.2%、60歳代以上7.9%(最年少20歳、最高齢77歳) |
|---|---|
| 職業別 | 会社員61.9%、無職11.1%、公務員8.0%、団体職員4.5%、自営業3.8%、役員3.2%、学生0.9%、その他6.6% |
| 男女別 | 男性58.7%、女性41.3% |
試験は全国19都道府県の26会場で行われました。合格者の受験番号は後日、官報に公告されます。出典:第58回社会保険労務士試験の合格者発表(厚生労働省)
選択式の正答(8科目・40空欄)
労働者災害補償保険法、雇用保険法、労務管理その他の労働に関する一般常識の3問は、空欄ごとに4つの選択肢から選ぶ形式でした。ほかの5問は20個の選択肢から選びます。
| 科目 | A | B | C | D | E |
|---|---|---|---|---|---|
| 労働基準法及び労働安全衛生法 | ⑲ | ⑳ | ⑩ | ⑤ | ⑮ |
| 労働者災害補償保険法 | ③ | ② | ④ | ① | ③ |
| 雇用保険法 | ④ | ④ | ③ | ④ | ② |
| 労務管理その他の労働に関する一般常識 | ② | ③ | ④ | ③ | ③ |
| 社会保険に関する一般常識 | ⑦ | ⑱ | ③ | ⑫ | ⑭ |
| 健康保険法 | ⑮ | ⑨ | ⑱ | ⑪ | ③ |
| 厚生年金保険法 | ⑳ | ② | ⑪ | ⑧ | ⑯ |
| 国民年金法 | ⑨ | ⑯ | ② | ⑩ | ⑭ |
択一式の正答(7科目・70問)
労働基準法及び労働安全衛生法
| 問1 A | 問2 C | 問3 D | 問4 D | 問5 C |
| 問6 C | 問7 E | 問8 E | 問9 D | 問10 B |
労働者災害補償保険法(徴収法を含む)
| 問1 D | 問2 B | 問3 C | 問4 D | 問5 D |
| 問6 C | 問7 A | 問8 C | 問9 B | 問10 C |
雇用保険法(徴収法を含む)
| 問1 D | 問2 A | 問3 B | 問4 B | 問5 A |
| 問6 D | 問7 C | 問8 E | 問9 E | 問10 C |
労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識
| 問1 D | 問2 C | 問3 E | 問4 D | 問5 A |
| 問6 B | 問7 D | 問8 B | 問9 D・E | 問10 D |
健康保険法
| 問1 D | 問2 E | 問3 D | 問4 E | 問5 C |
| 問6 B | 問7 B | 問8 D | 問9 E | 問10 A |
厚生年金保険法
| 問1 A | 問2 B | 問3 E | 問4 D | 問5 C |
| 問6 D | 問7 C | 問8 B | 問9 A | 問10 E |
国民年金法
| 問1 B | 問2 D | 問3 C | 問4 A | 問5 C |
| 問6 B | 問7 B | 問8 D | 問9 E | 問10 D |
一般常識の問9は、誤った選択肢を一つ選ぶ問題で、本来の正答Eのほかに選択肢Dも誤った内容になっていました。試験センターは受験者の不利益にならないよう、DとEのどちらも正解として採点しています。令和8年社会保険労務士試験に係る問題誤りについて
全肢解説で復習するには
第58回の問題は、試験センターの選択式と択一式のPDFで公開されています。資格Hubでは、直前年度の第57回について、全78問・510選択肢の判断根拠を無料で読めます。
第57回 全78問の解答解説PDF
解説を全78問・510肢そろえた133ページのPDFです。 買い切りで、購入後すぐダウンロードできます。
収録した全問を試験実施団体の公表問題・正答と照合しています。照合の手順を見る →
出典
合格基準、正答、受験者数、合格者の構成は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターと厚生労働省の公表資料から転記しました。資格Hubは試験実施団体とは関係ありません。