輸出申告・品目分類
第1問 衣類6品目の輸出統計品目番号
衣類を素材・性別・乳児用の別で分類し、FOB換算額の順に並べます。
資格Hubの解答 a3・b5・c6・d14・e13
解答の根拠
申告価格はCIF価格から海上運賃6%と保険料4%を除いたFOB(CIFの90%)で、申告日の属する週の前々週(9月13日〜19日)の160円で換算します。性別が判別できない編物のコートは第61類注9により女子用の6102.20、ポリエステル75%のポロシャツは6105.20、乳児用の綿ソックスは注6(b)により6111.20-200、織物の綿手袋は6216.00-500です。
価格の順と少額欄のまとめ方
価格はコート756,000円、ポロシャツ468,000円、ソックス432,000円、手袋388,800円です。20万円以下のレーヨン製ショーツ(198,000円、6204.69)とウール毛布(151,200円)は一欄にまとめ、価格の大きいショーツの番号で10桁目をXとします(349,200円)。
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輸入申告・課税価格
第2問 飲料・乾燥果実6品目の品目番号と課税価格
加算要素を見極めて課税価格を出し、品目番号と少額欄のまとめ方を決めます。
資格Hubの解答 a9・b3・c11・d6・e15/f672,000・g328,000・h288,000・i269,600・j240,000
解答の根拠
換算は160円です。インスタントコーヒーは派遣技術者が製造作業にも従事しているため滞在費1,200ドルが売手のための間接支払で(基本通達4-2の3(3))、4,200ドル=672,000円、しょ糖10%で2101.11-190です。あんずは無償提供した包装資材600ドルと運賃25ドルを加え(4-11)、2,050ドル=328,000円で0813.10です。インスタントティーは2101.20-110で288,000円です。
少額欄と加算しない費用
ココナッツパウダーは第8類総説により11.06(1106.30-200、15%)、ルイボスは茶属でないため1211.90-500(3%)です。ともに20万円以下の有税品なので269,600円にまとめ、税率の高い1106.30の10桁目をXとします。無糖レモネードは2202.10-200で240,000円です。本邦での広告宣伝費は買手自身の活動なので加算しません(4-2(4))。
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確定・納付
第3問 許可前引取りの税額通知と修正申告
7条の14・7条の17・13条の3と、納税義務者の通達を確かめます。
資格Hubの解答 3・4
解答の根拠
7条の14第1項は、先の更正によってもなお不足額があるときは、さらに更正があるまで修正申告ができると定めます(3)。基本通達は納税義務者である「貨物を輸入する者」を原則として仕入書等の荷受人とし、保税地域等で転売された場合は転得者としています(4)。
選択肢の判定
1の7条の17の通知は書面によります。2の通関業者の連帯納付義務(13条の3)は、輸入者の住所等が明らかでないか輸入者でないと申し立て、かつ委託者を明らかにできない場合に限られます。5は自主的な修正申告でも延滞税は課されます。
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事前教示
第4問 事前照会の文書回答と電子メール回答
基本通達7-17・7-18の文書・口頭・電子メールの違いを確かめます。
資格Hubの解答 3・5
解答の根拠
基本通達7-17は、教示は原則として文書による照会に文書で回答し、口頭の照会には口頭で回答するとしています(5)。文書照会では製法・性状・成分割合等を詳細に記載させ、口頭照会では詳細に聴取します(3)。
選択肢の判定
1と2は、電子メールによる回答には輸入申告時に尊重される取扱いも意見の申出もないため誤りです。4は文書による回答でも、内国消費税等と他法令の適用の有無は尊重される取扱いの対象外です。
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関税率表の所属
第5問 第95類に属する玩具・遊戯用具・運動用具
第95類の各項と、類注で除かれる物品を区別します。
資格Hubの解答 1・2・3
解答の根拠
遊戯用カードは95.04、奇術用具は95.05、釣りざおは材料にかかわらず95.07に属します。
選択肢の判定
乗馬用むちは66.02、スポーツ用ボートは第89類に属し、第95類注で除かれています。
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原産地規則
第6問 綿シャツの品目別原産地規則
非原産材料の所属と製造工程から、5つの規則のどれを満たすかを判断します。
資格Hubの解答 1・5
解答の根拠
非原産材料は第52.08項の綿織物(非締約国C国で製織し、B国で染色)です。1の類の変更と、5の紡織用繊維の織物類からの製造は満たします。
選択肢の判定
2は第52.04項から第52.12項の材料からの変更を除くため満たしません。3は第52.08項の非原産材料を締約国で完全に製織することを求め、4は製織と製品にすることの組合せを求めますが、製織は非締約国のC国で行われています。
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EPA原産地証明
第7問 原産地証明書・原産品申告書の軽微な誤り
基本通達68-5-12と68-5-12の3の扱いを確かめます。
資格Hubの解答 1・4・5
解答の根拠
基本通達68-5-12は、真正性・記載内容の正確性に影響しない不備を軽微な誤りとしてEPA税率を適用できるとし(1)、68-5-12の3は作成者の不備を真正性に直結する不備としています(4)。文書による原産地の事前教示があり同一貨物と確認できれば、原産性に関する項目の不備があっても有効として扱います(5)。
選択肢の判定
2は同一性に関する項目の不備でも、他の資料で原産品であることを明らかにできれば有効です。3の原産品申告書は、作成の日から1年以上経過したものが無効です(施行令61条5項)。
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過少申告加算税
第8問 修正申告に係る過少申告加算税の計算
課税標準・税額・加算税の基礎の端数処理を順に行います。
資格Hubの解答 13,000円
解答の根拠
修正前は2,798,000円×6.7%=187,466円で187,400円、修正後は3,410,000円×9.6%=327,360円で327,300円です。増差税額は139,900円で、調査の指摘を受けた修正申告なので割合は10%です。
加算税の計算
加算税の計算の基礎は1万円未満を切り捨てて130,000円、10%で13,000円です。増差税額が50万円以下なので5%の加重はありません。帳簿は書面で備付け・保存されているので、帳簿に関する加重もありません。
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関税・消費税の計算
第9問 関税・消費税・地方消費税の合計額
品目ごとの関税を出し、消費税は税率区分ごとに端数処理します。
資格Hubの解答 1,628,400円
解答の根拠
関税はりんごジュース4,326,000円×22.5%=973,300円(100円未満切捨て)、ペーパーナイフ544,000円×4.4%=23,900円です。軽減税率の課税標準は4,326,258円+973,300円で5,299,000円(1,000円未満切捨て)、消費税は330,600円、地方消費税は93,200円です。
標準税率分と端数処理
標準税率は犬用飼料1,506,928円とペーパーナイフ568,796円を合わせて2,075,000円、消費税161,800円、地方消費税45,600円です。軽減税率と標準税率はNACCSの内国消費税等種別(F3・F4)が別なので税率区分ごとに端数処理し、合計は1,628,400円です。
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課税価格計算
第10問 金型代金・延払金利・輸出国の運送費用
別払金と延払金利、輸入港到着前後の費用を区別します。
資格Hubの解答 2,527,000円
解答の根拠
EXW価格1,800,000円に、買手が売手へ別に支払う金型代金360,000円(別払金)、輸出港までの運賃保険料74,000円、船積み前の一時保管料32,000円、船積費用50,000円、海上運賃保険料211,000円を加えます。
含めない費用
延払金利63,000円は、書面の取決めがあり一般的な水準を超えないので含めません(定率法施行令1条の4第4号)。輸入港での船卸し費用53,000円と国内運賃36,000円も含めません。
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課税価格計算
第11問 保管費用・保険料の払戻し・値札
引渡し前の保管費用、払戻し後の保険料、無償提供の値札を加えます。
資格Hubの解答 5,138,000円
解答の根拠
CFR価格5,000,000円に、払戻し額を除いた保険料60,000円、引渡し前のA国の倉庫での保管費用75,000円(基本通達4-2(5))、買手が無償で提供した値札の費用3,000円(4-12(1))を加えます。
含めない費用
輸入港到着日の翌日以降のコンテナー賃借料12,000円と、到着後の船舶の復旧費用17,000円は、輸入港到着後の費用なので含めません(4-8(7))。
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課税価格計算
第12問 数量値引き・売手の検査費用・本邦作成のデザイン
値引き後の単価と、検査費用・デザインの加算の可否を判断します。
資格Hubの解答 3,900,000円
解答の根拠
契約数量500足の値引き後単価12,000円で輸入する300足が3,600,000円で、売手が自己のために行う検査の費用1,000円×300足=300,000円を加えます(基本通達4-2の3(1))。
加算しない費用
買手の販売促進費は加算しません。デザインは本邦で作成されたので、作成者の国籍にかかわらず「本邦以外において開発された」意匠に当たらず(定率法施行令1条の5第3項、基本通達4-12(4))、加算しません。
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国内販売価格方式
第13問 国内販売価格に基づく課税価格(4条の3第1項)
用いる販売を選び、控除額を差し引いて単価を出します。
資格Hubの解答 3,200,000円
解答の根拠
同種の貨物を特殊関係のない買手に販売した単価のうち、販売数量が最大の15,000円(300台)を用います。通常の利潤・一般経費3,000円、国内運送費2,500円、関税等の公課1,500円を控除して8,000円、400台で3,200,000円です。
用いない販売
類似の貨物の販売は特殊関係のある買手へのものなので用いません。
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輸出申告の特例
第14問 特例輸出貨物の廃棄・亡失・許可の取消し
67条の3から67条の5と施行令59条の8を確かめます。
資格Hubの解答 5
解答の根拠
67条の4第1項により、特定輸出者は、輸出されないこととなった特例輸出貨物について、許可をした税関長に許可の取消しを申請できます。5が正しいです。
選択肢の判定
1・2の廃棄と亡失の届出は、67条の5により輸出の許可をした税関長に行います。3の特例輸出貨物は保税運送の承認を要しません(63条1項)。4の輸出貿易管理令別表第1の1の項の貨物は、施行令59条の8により輸出申告の特例の対象外です。
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輸入通関
第15問 簡易税率・マニフェスト申告・予備申告の時期
簡易税率、マニフェスト等による申告、予備審査制の要件を確かめます。
資格Hubの解答 5
解答の根拠
予備審査制の通達によれば、予備申告は、輸入申告予定日の外国為替相場が公示された日又は船荷証券(航空貨物はAir Waybill)が発行された日のいずれか遅い日以後に行えます。5が正しいです。
選択肢の判定
1の簡易税率は、輸入者が希望しない旨を申し出れば適用されません(定率法3条の3)。2〜4のマニフェスト等による申告は、定率法14条18号の少額免税が適用され、消費税以外の内国消費税の課税対象でなく、他法令の証明・確認を要しない貨物に限られます(基本通達67-4-6)。
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関税率表の所属
第16問 部注・類注の規定
誤っているものを1つ選ぶ問題です。第16部注3の文言が鍵です。
資格Hubの解答 4(誤っているもの)
解答の根拠
第16部注3は、複合機械と補完的又は選択的な機能を有する機械の所属を主たる機能に基づいて決定すると定めます。主たる用途とする4が誤りです。
選択肢の判定
1の第4部注1のペレット、2の第25類注の貴石・半貴石の除外、3の第40類注6のくず、5の第87類注4の幼児用自転車は、いずれも注の規定どおりです。
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