薬学理論問題衛生

第111回 薬剤師国家試験 問138
光化学オキシダントとPM2.5

第111回薬剤師国家試験の問138は、濃度単位・達成率・生成機構から同定する問題です。Aはオゾン主体の光化学オキシダント、BはPM2.5で、VOC排出抑制は両者の二次生成低減に寄与します。正答は2・5です。

公式正答

公式正答 2・5

138はどう解くか

Aはオゾン主体の光化学オキシダント、BはPM2.5で、VOC排出抑制は両者の二次生成低減に寄与します。正答は2・5です。

5肢の判断根拠

1は誤りです。AはNOxとVOCの光化学反応で、Bも二次粒子を含んで生成するため、いずれも一次生成物質だけではありません。

2が正しいです。光化学オキシダントの大部分はオゾンで、環境基準達成率が極めて低い表のAに合います。

3は誤りです。光化学反応性炭化水素の把握には非メタン炭化水素などを測定します。メタンは反応性が低く対象の中心ではありません。

4は誤りです。BのPM2.5は分粒装置で空気動力学径2.5 μmの粒子を50%分離する粒子状物質です。10 μm以下はSPMの説明に近い値です。

5が正しいです。VOCはオゾンの前駆物質であり、酸化生成物は二次有機エアロゾルとしてPM2.5にも寄与します。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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