薬学理論問題薬剤

第111回 薬剤師国家試験 問181
粒度分布から沈降曲線を選ぶ

第111回薬剤師国家試験の問181は、Stokes式で径と通過時間を対応させる問題です。最大径60 μmが1 h、最小径15 μmが16 hで測定面を通過し、4 h時点で30 μm以下の質量50%=6 mgが残る曲線5です。正答は5です。

公式正答

公式正答 5

181はどう解くか

最大径60 μmが1 h、最小径15 μmが16 hで測定面を通過し、4 h時点で30 μm以下の質量50%=6 mgが残る曲線5です。正答は5です。

5肢の判断根拠

1はTEが約4 hで短すぎます。最小径15 μmは最大径60 μmの1/4なので、沈降時間は径の二乗に反比例して16倍です。

2はTE約9 hで、最小径から求める16 hと一致しません。

3は4 h時点の残存濃度が8 mgですが、4 hで測定面を通過する臨界径は60/√4=30 μmで、30 μm以下の積算質量は50%です。

4は4 h時点8 mgかつTE16 hで、終点は合うものの粒度分布から求める中間点6 mgを通りません。

5が正しいです。1 hまで12 mgを保ち、4 hで6 mg、16 hで0となる三つの条件をすべて満たします。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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