令和2年・刑法・第20問

司法試験 刑法
第20問 解説

迷いやすいのは、占有・正当防衛・財産犯の原則と例外を同じ基準で処理してしまう点です。法務省公表の正答は1です。

公式正答

法務省公表の正答は1

占有・正当防衛・財産犯

正答の要点 1

遺失物を警察へ届ける目的で持ち出す行為には不法領得意思がなく、窃盗・占有離脱物横領は成立しません。所有者の暴行が違法なら、必要相当な反撃に正当防衛の余地があります。

根拠:領得意思と占有回復

判断の軸 構成要件から順に検討

防衛行為による失神後に新たな領得意思を生じてバッグを取っても、暴行時に強取意思がなく強盗にはなりません。暗証番号を聞き出しただけで預金や現金の占有を取得せず、ATMから現金を引き出す行為は銀行に対する窃盗となり得ます。

根拠:強盗とATM窃盗

公式公表との照合

解説から導いた答え1
法務省公表1
照合結果一致

法務省の正答 →

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