令和2年・刑法・第19問

司法試験 刑法
第19問 解説

故意と事実の錯誤について、判例・条文から正誤を組み立てます。法務省公表の正答は3です。

公式正答

法務省公表の正答は3

故意と事実の錯誤

正答の要点 3

法定的符合説は認識事実と発生事実が同一構成要件内で一致すれば故意を認め、狙った相手と実際の被害者双方への故意犯を認め得ます。因果経過の錯誤も基本的因果関係が共通なら故意を阻却しません。

根拠:法定的符合説と具体的符合説

判断の軸 構成要件から順に検討

具体的符合説は狙った客体と実際の客体が一致しない方法の錯誤では、実被害者への故意を否定します。したがって弾丸が別人へ当たり死亡した事例で、その別人への殺人既遂を認めるとの帰結はこの説に反します。

根拠:方法の錯誤

公式公表との照合

解説から導いた答え3
法務省公表3
照合結果一致

法務省の正答 →

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