令和4年・刑法・第18問

司法試験 刑法
第18問 解説

令和4年の刑法では、死者の占有を具体例に当てはめる力が試されました。法務省公表の正答は4です。

公式正答

法務省公表の正答は4

死者の占有

正しい組合せ 4

殺害と無関係な第三者が死者の所持品を取れば遺失物等横領ですが、財物奪取目的で殺害し直後に奪えば強盗殺人です。殺害後に領得意思を生じた犯人には、生前占有侵害として殺人と窃盗が成立します。

根拠:生前占有の保護

反対説 遡及的占有侵害を否定

死亡後に生前の占有を遡って侵害したと構成できないとの批判に立てば、後から領得意思を生じた者については窃盗ではなく遺失物等横領となり、殺人罪と併合されます。

根拠:殺人と遺失物等横領

公式公表との照合

解説から導いた答え4
法務省公表4
照合結果一致

法務省の正答 →

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