令和5年・刑法・第10問

司法試験 刑法
第10問 解説

詐欺罪の財産上の損害について、判例・条文から正誤を組み立てます。法務省公表の正答は3です。

公式正答

法務省公表の正答は3

詐欺罪の財産上の損害

正しい選択 3

財産上の損害は単なる金銭移転だけでなく取引目的の達成も含めて判断します。支払時期を社会通念上別個の支払といえるほど早めた場合には、期限利益の侵害として実質的損害を認め得ます。

根拠:取引目的と支払時期の実質評価

未遂の検討 重要事項性を欠く欺罔を区別

工事が完成し代金も搬出量に連動しないため、虚偽報告が処分判断の重要事項かが問題です。対価自体の減額権侵害ではなく、支払延期の程度と報告の重要性から既遂・未遂を分けます。

根拠:定額請負と完成済み工事

公式公表との照合

解説から導いた答え3
法務省公表3
照合結果一致

法務省の正答 →

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