令和6年・刑法・第12問

司法試験 刑法
第12問 解説

先に過失犯の構造と対象の認識の判断基準を確定し、その後で各記述を照合します。法務省公表の正答は2です。

公式正答

法務省公表の正答は2

過失犯の構造と対象の認識

新旧過失論 1=故意犯と並行、7=結果回避義務を中心

故意犯と過失犯を並行的に捉える見解は、認識した危険と発生結果の一致を故意論になぞらえて処理します。別構造説は、危険状況の認識を前提に適切な結果回避措置を義務付ける点を中心に据えます。

根拠:予見可能性の位置付け

荷台同乗者の死亡 具体的認識の要否で判断が分かれる

特定の被害者を認識できなければ過失を否定する立場と、およそ人の死傷を予見できれば足りる立場が対立します。速度超過の危険を認識し減速義務に違反した点から、同乗者を知らなくても責任を肯定する構成も可能です。

根拠:具体的符合・法定的符合・新過失論

公式正答との照合

解説から導いた答え2
法務省公表2
照合結果一致

法務省の正答 →

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