令和8年度・企業経営理論第19問

資産特殊性と事後取引コスト

第19問は取引コスト理論を問う問題です。原因帰属が難しく供給者変更も困難なら、品質問題後の交渉・監視・履行確保の費用が増えやすい。正答はエ。

公式正答

公式正答 エ

取引コスト理論はどう解くか

原因帰属が難しく供給者変更も困難なら、品質問題後の交渉・監視・履行確保の費用が増えやすい。正答はエ。

第19問の各選択肢をどう見分けるか

ア 誤り。情報共有は抑制策になり得るが、将来状態をすべて記述する完備契約を実現するとは限らない。

イ 誤り。資産特殊性と切替困難性は市場規律を弱め、ホールドアップの危険を高める。

ウ 誤り。原因を特定しにくければ違約金条項だけで責任範囲や監視費用を解消できない。

エ 正しい。測定困難性と取引相手への拘束が重なると事後的取引コストが高まる。

オ 誤り。不確実性と設計変更が多いほど契約改訂や再交渉が必要になり、市場取引費用は高まり得る。

出典:令和8年度中小企業診断士第1次試験問題・正解。問題本文・選択肢・図表は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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