令和8年度・経済学・経済政策第7問

財政政策とクラウディング・アウト

第7問はIS-LM分析を問う問題です。貨幣需要の利子弾力性が無限大ならLM曲線は水平となり、財政拡張で利子率が上がらないため投資減少も起こらない。正答はイ。

公式正答

公式正答 イ

IS-LM分析はどう解くか

貨幣需要の利子弾力性が無限大ならLM曲線は水平となり、財政拡張で利子率が上がらないため投資減少も起こらない。正答はイ。

第7問の各選択肢をどう見分けるか

ア 誤り。貨幣需要の所得反応が強いほどLM曲線は急になり、財政拡張時の利子率上昇とクラウディング・アウトは大きくなる。

イ 正しい。流動性のわなのもとではLM曲線が水平で、政府支出増加によるIS曲線の右シフトが利子率を押し上げない。

ウ 誤り。クラウディング・アウトは財政政策が利子率を上げて民間投資を減らす現象であり、貨幣供給増加の説明ではない。

エ 誤り。減税も可処分所得と需要を増やしてIS曲線を右へ動かし、利子率上昇を通じたクラウディング・アウトを起こし得る。

出典:令和8年度中小企業診断士第1次試験問題・正解。問題本文・選択肢・図表は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

全7科目・1,045肢解説PDFを見る →