薬学実践問題物理・化学・生物/実務

第111回 薬剤師国家試験 問220
アルドース還元酵素が触媒する反応

第111回薬剤師国家試験の問220は、グルコースのアルデヒド基が還元される生成物を選ぶ問題です。アルドース還元酵素はNADPHを用いてグルコースのアルデヒド基を第一級アルコールへ還元し、ソルビトールを生じます。正答は5です。

公式正答

公式正答 5

220はどう解くか

アルドース還元酵素はNADPHを用いてグルコースのアルデヒド基を第一級アルコールへ還元し、ソルビトールを生じます。正答は5です。

5肢の判断根拠

1はグルコースをケトースのフルクトースへ異性化する反応で、アルドース還元ではありません。

2は6位水酸基のリン酸化で、ヘキソキナーゼなどが触媒する反応です。

3は6位の第一級アルコールをカルボン酸まで酸化してグルクロン酸を生じる反応です。

4は1位アルデヒドをカルボン酸へ酸化してグルコン酸を生じる反応です。

5が正しいです。1位のCHOがCH2OHへ還元され、糖アルコールのソルビトールになります。糖尿病合併症ではソルビトール蓄積が問題になります。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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