薬学実践問題物理・化学・生物/実務

第111回 薬剤師国家試験 問221
糖尿病性神経障害治療薬の相互作用回避

第111回薬剤師国家試験の問221は、パロキセチン併用下のデュロキセチン追加を評価する問題です。パロキセチン服用中にデュロキセチンを追加するとセロトニン作用の重複とCYP2D6阻害による曝露増大が懸念され、ミロガバリンへの変更が適切です。正答は5です。

公式正答

公式正答 5

221はどう解くか

パロキセチン服用中にデュロキセチンを追加するとセロトニン作用の重複とCYP2D6阻害による曝露増大が懸念され、ミロガバリンへの変更が適切です。正答は5です。

5肢の判断根拠

1は不適切です。血糖値・腎機能から配合薬を直ちに減量する根拠はなく、今回の問題は鎮痛薬の重複です。

2は不適切です。エパルレスタットは通常50 mgを1日3回用い、本例の肝機能にも減量を要する所見はありません。

3は不適切です。エパルレスタットは食前投与であり、吸収・効果の観点から処方どおりとします。

4は不十分です。デュロキセチンを減量してもパロキセチンとの薬力学的重複と相互作用は残ります。

5が適切です。α2δリガンドのミロガバリンは糖尿病性末梢神経障害性疼痛に用いられ、セロトニン作動薬の重複を避けられます。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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