薬学実践問題・衛生/実務

第111回 薬剤師国家試験 問239
リセドロン酸の服薬指導

第111回薬剤師国家試験の問239は、多価陽イオンとの相互作用と食道障害予防を押さえる問題です。硬度約930 mg/Lの水は避け、軟水で噛まずに服用します。正答は1・4です。

公式正答

公式正答 1・4

問239はどう解くか

硬度約930 mg/Lの水は避け、軟水で噛まずに服用します。正答は1・4です。

全5肢の判断根拠

1が正しいです。Ca2+やMg2+と難溶性錯体を作って吸収が低下するため、この硬水ではなく十分量の水道水などで服用します。

2は誤りです。起床時に服用後、少なくとも30分は飲食や他の薬を避け、横にならないようにします。

3は誤りです。尿の橙赤色化はリファンピシンなどでみられる説明で、リセドロン酸の代謝物によるものではありません。

4が正しいです。口腔咽頭・食道粘膜への刺激を避けるため、噛んだり舐めたりせず水でそのまま飲み込みます。

5は誤りです。朝食後に気付いた日は服用せず、翌朝に1錠服用して以後は当初の曜日へ戻すなど、製品の飲み忘れ指示に従います。昼食前には服用しません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成。

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