薬学実践問題法規・制度・倫理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問314
エサキセレノンの薬理作用関連リスク

第111回薬剤師国家試験の問314は、ミネラルコルチコイド受容体遮断の電解質・降圧作用をみる問題です。K排泄低下による高カリウム血症と、降圧作用によるめまい・低血圧関連事象が薬理作用から予測されます。正答は1・3です。

公式正答

公式正答 1・3

314はどう解くか

K排泄低下による高カリウム血症と、降圧作用によるめまい・低血圧関連事象が薬理作用から予測されます。正答は1・3です。

5肢の判断根拠

1が正しいです。アルドステロン作用遮断で集合管のNa再吸収とK排泄が減り、高K血症を起こし得ます。腎機能と血清Kを監視します。

2の生殖発生毒性は安全性上の潜在的懸念となり得ますが、本患者で薬理作用から直接生じる臨床リスクとして選ぶ項目ではありません。

3が正しいです。降圧作用により立ちくらみ、めまい、失神など低血圧関連事象が起こり得ます。高齢者では転倒にも注意します。

4のQT延長はミネラルコルチコイド受容体遮断から予測される主要リスクではありません。

5の血栓塞栓症も本剤の受容体遮断作用に関連する主要リスクではありません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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