薬学実践問題・法規・制度・倫理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問326
ペグ化リポソームドキソルビシンの導入説明

第111回薬剤師国家試験の問326は、通常製剤との非互換性と添加物アレルギーを確認する問題です。用量・薬物動態が異なるため通常ドキソルビシンの単純な代替にはせず、大豆由来リン脂質へのアレルギーを確認します。正答は1・2です。

公式正答

公式正答 1・2

問326はどう解くか

用量・薬物動態が異なるため通常ドキソルビシンの単純な代替にはせず、大豆由来リン脂質へのアレルギーを確認します。正答は1・2です。

全5肢の判断根拠

1が正しいです。リポソーム化で分布・半減期・用量・副作用プロファイルが変わるため、通常製剤と同量で置換しません。

2が正しいです。DSPEなど大豆由来リン脂質を含むため、大豆アレルギー歴を事前に確認します。

3は誤りです。ペグ化は腫瘍集積と心毒性等の軽減に寄与しますが、初回投与時などにinfusion reactionが起こり得て、それを軽減する目的だけの製剤ではありません。

4は誤りです。本剤は高度ではなく中等度催吐性リスクとして扱い、患者・レジメンに応じた制吐予防を行います。3剤が一律必要ではありません。

5は誤りです。血管外漏出時は直ちに投与を止め、可能なら吸引して適切に処置し、同一部位・同一静脈から再開しません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成。

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