薬学実践問題法規・制度・倫理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問329
ラスミジタンの服薬指導

第111回薬剤師国家試験の問329は、非血管収縮性急性期薬の中枢副作用と使用過多頭痛を説明する問題です。発作開始後に1回服用し、めまい・眠気と薬剤使用過多による頭痛に注意します。正答は3・5です。

公式正答

公式正答 3・5

329はどう解くか

発作開始後に1回服用し、めまい・眠気と薬剤使用過多による頭痛に注意します。正答は3・5です。

5肢の判断根拠

1は誤りです。ラスミジタンは片頭痛発作の急性期治療薬で、予兆・前兆だけの段階で予防目的に服用しません。頭痛が始まってから使います。

2は誤りです。同一発作に追加投与せず、1日1回までとします。効果不十分時に自己判断でさらに1錠飲みません。

3が正しいです。5-HT1F受容体作動による中枢作用でめまい、傾眠が多く、服用後少なくとも8時間は運転等を避けます。

4は誤りです。トリプタンと異なり5-HT1B受容体を介する血管収縮作用を持たず、胸部圧迫感をその機序で説明しません。

5が正しいです。急性期治療薬を月に多く使用すると薬剤使用過多による頭痛を起こすため、使用日数を記録し頻回時は受診します。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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