必須問題化学

第111回 薬剤師国家試験 問10
天然物構造中のフラノクマリン

第111回薬剤師国家試験の問10は、骨格を二つの縮合環へ分ける問題です。図の中心にはクマリン骨格へフラン環が縮合したフラノクマリン部分が存在します。正答は3です。

公式正答

公式正答 3

10はどう解くか

図の中心にはクマリン骨格へフラン環が縮合したフラノクマリン部分が存在します。正答は3です。

5肢の判断根拠

1は誤りです。リグナンはフェニルプロパノイド二量体を基本とし、図の縮合複素環とは異なります。

2は誤りです。クロモンはベンゾピラン-4-オン骨格であり、図にはさらにフラン環が縮合しています。

3が正しいです。フラン環とクマリン環が縮合した部分構造を明瞭に持ちます。

4は誤りです。側鎖にイソプレン由来部分はありますが、図示化合物全体をジテルペン骨格とは判定しません。

5は誤りです。アントラキノンは三環性のアントラセン-9,10-ジオン骨格です。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

全345問・全1,729肢解説PDFを見る →