必須問題薬剤

第111回 薬剤師国家試験 問50
原薬微粉砕の影響

第111回薬剤師国家試験の問50は、粒子径低下から表面積と溶解速度を考える問題です。微粉砕で比表面積が増えるため、Noyes–Whitney式に従って溶解速度が増大します。正答は3です。

公式正答

公式正答 3

50はどう解くか

微粉砕で比表面積が増えるため、Noyes–Whitney式に従って溶解速度が増大します。正答は3です。

5肢の判断根拠

1の流動性は粒子間の付着・凝集が強まり、一般に低下します。

2の充てん性は粒子間相互作用や空隙の影響を受け、微粉砕すれば一義的に増大するとはいえません。

3が正しいです。設問の『溶解性』は製剤学上の溶解速度の改善を指し、表面積増加が寄与します。平衡溶解度そのものは通常変わりません。

4の安定性は表面積増加で酸素・水分・光の影響を受けやすくなり、むしろ低下し得ます。

5の結晶性は粉砕応力で格子欠陥や非晶質化が生じ得るため、増大するとは限りません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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