薬学理論問題病態・薬物治療

第111回 薬剤師国家試験 問191
Basedow病の検査所見

第111回薬剤師国家試験の問191は、甲状腺機能亢進と自己抗体から判定する問題です。若年女性のびまん性甲状腺腫・FT4高値はBasedow病を示し、TRAb陽性と骨代謝亢進によるALP高値を認めやすくなります。正答は4・5です。

公式正答

公式正答 4・5

191はどう解くか

若年女性のびまん性甲状腺腫・FT4高値はBasedow病を示し、TRAb陽性と骨代謝亢進によるALP高値を認めやすくなります。正答は4・5です。

5肢の判断根拠

1は誤りです。甲状腺ホルモンはLDL受容体発現や脂質代謝を促進するため、未治療の甲状腺機能亢進症ではLDL-Cは低下しやすくなります。

2は誤りです。FT4高値が下垂体へ負のフィードバックをかけるためTSHは低値になります。

3は誤りです。CK高値は甲状腺機能低下症の筋障害でみられやすく、亢進症では正常〜低値が一般的です。

4が正しいです。骨代謝回転亢進に伴い骨型ALPが上昇し、血清ALP高値を示すことがあります。

5が正しいです。TSH受容体刺激抗体を含むTRAbが病因となり、診断を支持します。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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