薬学理論問題薬理

第111回 薬剤師国家試験 問167
敗血症性DICの抗凝固治療

第111回薬剤師国家試験の問167は、消費性凝固亢進に適応する薬を選ぶ問題です。敗血症性DICでは基礎疾患治療に加え、アンチトロンビン製剤やヘパリンが選択肢となります。正答は1・3です。

公式正答

公式正答 1・3

167はどう解くか

敗血症性DICでは基礎疾患治療に加え、アンチトロンビン製剤やヘパリンが選択肢となります。正答は1・3です。

5肢の判断根拠

1が正しいです。アンチトロンビン低下を補い、トロンビン・Xaなどの凝固因子を抑制します。

2のワルファリンは効果発現が遅く、急性DIC治療には適しません。プロテインCも早期に低下させ得ます。

3が正しいです。過剰な凝固活性化を抑える目的で、出血リスク・病型を評価して用います。

4のペグフィルグラスチムは持続型G-CSFで、化学療法後好中球減少の発症抑制に予防投与します。発症後の本例へ投与する薬としては不適切です。

5のアスピリンは血小板COX-1を不可逆阻害し、血小板が著減したDIC患者の標準治療薬ではありません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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