薬学理論問題・薬理

第111回 薬剤師国家試験 問168
敗血症に用いる抗菌薬の標的

第111回薬剤師国家試験の問168は、細胞壁合成阻害・30S阻害・βラクタマーゼ阻害を区別する問題です。ゲンタマイシンは30Sへ、メロペネムはPBPへ結合して抗菌作用を示します。正答は3・4です。

公式正答

公式正答 3・4

問168はどう解くか

ゲンタマイシンは30Sへ、メロペネムはPBPへ結合して抗菌作用を示します。正答は3・4です。

全5肢の判断根拠

1は誤りです。ピペラシリンはPBPを阻害する広域ペニシリンです。ジヒドロ葉酸還元酵素阻害薬はトリメトプリムです。

2は誤りです。セフトリアキソンはPBPを阻害するセフェムです。D-Ala-D-Alaへ直接結合するのはバンコマイシンです。

3が正しいです。アミノグリコシドとして30Sへ不可逆的に結合し、開始複合体形成阻害やmRNA誤読を起こします。

4が正しいです。カルバペネム系βラクタムとしてトランスペプチダーゼを阻害し、細胞壁架橋形成を止めます。

5は誤りです。タゾバクタムはβラクタマーゼ阻害薬です。DNAジャイレース阻害はフルオロキノロン系の作用です。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成。

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