公式正答
法務省公表の正答は2
司法試験予備試験 刑法 第5問はどう解くか
誤想過剰防衛について、結論を分ける要件、判例、条文又は計算過程を確認します。法務省公表の正答は2です。
誤想過剰防衛の解説
1 不適切
侵害を誤信した点は誤想防衛ですが、過失があれば直ちに故意犯になるという空欄関係ではありません。
根拠:違法性阻却事由の錯誤
2 正しい
侵害の誤信は故意を阻却し、誤信に過失があれば過失犯が問題となります。他方、想定した侵害に照らしても過剰だと認識している本件では傷害罪となり、刑法36条2項による減免の余地があります。
根拠:誤想防衛と過剰事実の認識
3 不適切
急迫不正の侵害そのものを誤信した出発点を、最初から過剰防衛と呼ぶことはできません。
根拠:誤想防衛の分類
4 不適切
金属バットによる過剰な反撃を認識しているため、全行為を単純な過失傷害として処理する説明は判例の整理に合いません。
根拠:過剰部分の故意
5 不適切
誤想過剰防衛でも、侵害の誤信と防衛意思を踏まえて同項の適用・準用による減免を認める余地があります。全面否定する組合せは採れません。
根拠:刑法36条2項
公式正答との照合
| 確認方法 | 独自解説から正答を再構成し、法務省公表の正答と全解答欄を照合 |
|---|---|
| 解説から導いた答え | 2 |
| 法務省公表 | 2 |
| 照合結果 | 一致 |
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験短答式試験問題・正答」。問題本文と選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。