公式正答
公式正答 5
不正競争行為と救済はどう解くか
誤っている選択肢は5です。 各肢の断定部分を条文の原則・例外と照合します。
第10問の全5肢解説
1 — 正しい(不正競争防止法2条1項20号)。「エベレスト」が商品のイメージ表示として理解され、原産地表示として機能しない場合、原産地誤認惹起には該当しない。
2 — 正しい(不正競争防止法2条1項20号)。実在しない大学認定・国認定の表示は、商品の品質・内容について誤認を生じさせる表示になり得る。
3 — 正しい(不正競争防止法2条1項22号)。代理人等による商標冒用行為は、国際的な不正競争防止の観点から設けられた定めである。
4 — 正しい(不正競争防止法2条1項8号)。取得時は善意でも、その後に営業秘密であること及び不正開示を知り、使用を継続する行為は不正競争になり得る。
5 — 誤り(不正競争防止法2条1項7号・8号)。営業秘密を特定の協力会社1社に秘密保持条件付きで共有する行為も、保有者以外の者に示す以上「開示」に当たり得る。非公知性が失われないことと、開示に当たらないことは別問題である。
出典:特許庁「令和8年度弁理士試験短答式筆記試験問題・解答」。問題本文と選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。