令和8年第II回・監査論・問題7

経営者不正と内部統制無効化への監査対応

監査論の問題7が扱うのは、不正リスクに対する全般的対応として監査人に何が求められるかです。会計方針が利益調整を示唆しないか評価し、経営者関与があれば重要性を問わず証拠と手続を再評価するため、正答は6です。

公式正答

公式正答 6

不正による重要な虚偽表示リスクはどう解くか

会計方針が利益調整を示唆しないか評価し、経営者関与があれば重要性を問わず証拠と手続を再評価するため、正答は6です。

問題7の判断・計算過程

ア 誤り。経営者回答に疑義があれば監査役等へ質問するが、経営者の回答を否定する証拠を必ず得なければならないという要求ではない。

イ 誤り。経営者による内部統制無効化リスクは全ての企業に存在するため、仕訳入力や決算修正の検証を省略できない。

ウ 正しい。全般的対応の決定では、選択・適用された会計方針が利益調整に起因する不正な財務報告を示唆しないかも評価する。

エ 正しい。経営者が関与する虚偽表示を識別した場合、その金額の重要性にかかわらず監査手続と既存証拠を再評価し、共謀の可能性も検討する。

出典:令和8年公認会計士試験第II回短答式試験問題・正解。問題本文・選択肢・図表は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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