午後妊娠高血圧腎症の栄養管理

第40回 管理栄養士 問題129
妊娠中の循環血漿量を守り、過剰な制限を避ける

第40回問題129は、妊娠高血圧腎症の栄養管理について、正答と全ての選択肢の判断根拠を確認する問題です。 心不全、肺水腫、乏尿などがなければ、妊娠高血圧腎症で飲水を一律に制限しません。正答は5です。

公式正答

公式正答 5

問題129はどう解くか

心不全、肺水腫、乏尿などがなければ、妊娠高血圧腎症で飲水を一律に制限しません。正答は5です。

5つの選択肢をどう判断するか

1は誤りです。非妊娠時BMIは標準で妊娠後期にあるため、1,400kcalの厳しいエネルギー制限は母体と胎児への供給不足を招きます。

2は誤りです。標準体重53kgに対して45gは少なく、妊娠後期の付加を考慮しつつ少なくとも約50~55g程度を確保します。

3は誤りです。妊娠中に4g/日の厳格な食塩制限を行うと循環血漿量を減らす恐れがあり、通常は過度に制限しません。

4は誤りです。血清カリウムは4.5mEq/Lで正常範囲にあり、1,500mg/日という厳しい制限の根拠がありません。

5が正しいです。重い水分貯留や乏尿がなければ脱水と胎盤血流低下を避けるため、飲水量は原則として制限しません。

出典:厚生労働省「第40回管理栄養士国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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