民法・債権の効力

第20回 問32
過失相殺、代位、債権者代位、詐害行為取消し

債権保全制度は、誰の権利をどの手続で行使するかを区別します。裁判上の行使が必要な制度もあります。 債権者の過失を損害賠償へ反映する①が正答です。

公式正答

正答 1

この問題をどう解くか

債権者の過失を損害賠償へ反映する①が正答です。

4つの項目をどう判断するか

①は適切。債務不履行や損害の発生・拡大に債権者側の過失があれば、裁判所はそれを考慮して責任の有無と賠償額を定めます。

②は不適切。目的物・権利の価額を全額賠償した債務者は、その物または権利について法律上当然に債権者へ代位し、別途承諾を要しません。

③は不適切。債権者代位権でも、債務者の一身に専属する権利は代わって行使できません。人格的判断を債権者が置き換えられないためです。

④は不適切。詐害行為取消権は裁判所への請求によって行使します。債権者が裁判外の通知だけで詐害行為を取り消すことはできません。

次回受験での注意

第20回試験の法令基準日である2025年4月1日現在の制度により判定。次回受験時は最新法令も確認してください。

公式問題で確認する

問題文と選択肢は転載していません。日本貸金業協会の公式PDF・問32を開き、問題と解説を並べて確認してください。正答は公式正答表と照合しています。

出典:日本貸金業協会「第20回 貸金業務取扱主任者資格試験」。解説は資格解法ノートが独自に作成。試験実施団体とは関係ありません。

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