午前調査倫理

第38回 社会福祉士 問題79
利用目的を事前説明してインフォームド・コンセントを得る

第38回問題79は、調査倫理について、正答だけでなく五つの記述を根拠から判定する問題です。

公式正答

公式正答 2

問題79はどう解くか

地域事業への利用と教授の論文利用の両方を依頼文に明記する2が正答です。

五つの選択肢をどう判断するか

1は誤りです。サービス利用者を一律に除外することが倫理的対応になるわけではなく、自由意思、匿名性、利益相反等へ配慮して対象を設定します。

2が適切です。収集データの利用目的と利用者を事前に明示し、任意参加と撤回可能性等を説明します。

3は誤りです。調査費用の合理的分担を検討すべきで、利益供与を避けるという理由だけで教授へ全額負担させる必要はありません。

4は誤りです。過去調査の名簿を別目的で本人同意なく流用すると、個人情報と研究倫理上の問題が生じます。

5は誤りです。仮説に合うデータだけを選ぶのは選択的報告で、研究結果をゆがめます。

出典:社会福祉振興・試験センター「第38回社会福祉士国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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