令和3年・刑法・第13問

司法試験 刑法
第13問 解説

令和3年の刑法では、殺人未遂の実行の着手を具体例に当てはめる力が試されました。法務省公表の正答は3です。

公式正答

法務省公表の正答は3

殺人未遂の実行の着手

正答の要点 3

毒入り飲料を宅配へ委ねた時点で、通常の配送過程なら被害者の手元へ届く蓋然性が高く、犯行計画上も行為者が結果発生のため行うべき主要行為を終えています。構成要件実現の現実的危険が生じたとして着手を認める論拠になります。

根拠:宅配を利用する間接的実行

判断の軸 各肢を要件に当てはめる

未遂の着手は被利用者の行為だけを形式的基準にせず、計画、結果発生までの障害、時間場所の近接性を総合します。単に計画上するべきことを終えたとの主観面だけでも、既遂結果が時間的に切迫したという固定条件だけでも決まりません。

根拠:危険の時間的・場所的接近

公式公表との照合

解説から導いた答え3
法務省公表3
照合結果一致

法務省の正答 →

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