令和3年・刑法・第5

司法試験 刑法
5問 解説

迷いやすいのは、異なる故意と共同正犯の原則と例外を同じ基準で処理してしまう点です。法務省公表の正答は5です。

公式正答

法務省公表の正答は5

異なる故意と共同正犯

正答の要点 5

殺意を持つ者と傷害の故意だけを持つ者が共同して暴行した場合、共同正犯をどの犯罪について成立させるかは、構成要件の重なり合いと各説の共同の捉え方で変わります。軽い故意の者へ重い故意犯の刑を科さない点も確認します。

根拠:構成要件の重なり合い

判断の軸 各肢を要件に当てはめる

行為の共同を基礎に各自の故意に応じた犯罪を認める立場なら、乙には殺人、甲には傷害致死を共同実行に基づき認める余地があります。両名に傷害致死の共同正犯だけが成立すると断定する記述は、この立場の帰結を尽くしていません。

根拠:行為共同説の帰結

公式公表との照合

解説から導いた答え5
法務省公表5
照合結果一致

法務省の正答 →

問題本文と選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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