令和3年・刑法・第6

司法試験 刑法
6問 解説

文書偽造の罪は、制度趣旨を押さえると各記述の位置付けが明確になります。法務省公表の正答はNo.11=2、No.12=3です。

公式正答

法務省公表の正答はNo.11=2、No.12=3

文書偽造の罪

正答の要点 2・3

公務員たる医師が職務上作る診断書へ虚偽を記載すれば虚偽公文書作成となり得ます。名義を冒用された公務員に実際の作成権限がなくても、一般人が職務権限内の文書と信じる形式・外観があれば公文書偽造の客体になります。

根拠:公文書の形式・外観

判断の軸 各肢を要件に当てはめる

偽造公文書の行使罪は作成時の行使目的を必須とせず、単に携帯して将来の提示に備えるだけでは行使ではありません。補助者が権限ある上司を欺いて虚偽文書へ署名押印させる場合は、虚偽公文書作成の間接正犯となり得ます。

根拠:行使目的・行使・間接正犯

公式公表との照合

解説から導いた答え2・3
法務省公表2・3
照合結果一致

法務省の正答 →

問題本文と選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

平成27〜令和8年 全920問の解説PDF →