令和4年・刑法・第6問

司法試験 刑法
第6問 解説

賄賂罪の保護法益は、制度趣旨を押さえると各記述の位置付けが明確になります。法務省公表の正答は1です。

公式正答

法務省公表の正答は1

賄賂罪の保護法益

正しい組合せ 1

職務の公正と社会一般の信頼を保護法益とする判例的理解では、現実の不正を要しない単純収賄が基本類型です。職務の公正だけを中心に据える見解では、加重収賄を基本として単純収賄を危険犯と捉えます。

根拠:単純収賄と加重収賄

時間的な職務関連性 過去の職務も対象

判例の立場は過去の職務行為に関する賄賂も社会的信頼を害すると説明できます。公正そのものだけを保護する立場では、この処罰根拠を職務遂行時の将来の見返り期待による影響に求めます。

根拠:信頼保護と期待の影響

公式公表との照合

解説から導いた答え1
法務省公表1
照合結果一致

法務省の正答 →

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