令和6年・憲法・第11問

司法試験 憲法
第11問 解説

法の支配・形式的法治国家・実質的法治主義について、判例・条文から正誤を組み立てます。法務省公表の正答はNo.21=2、No.22=1、No.23=2です。

公式正答

法務省公表の正答はNo.21=2、No.22=1、No.23=2

法の支配・形式的法治国家・実質的法治主義

ア 根拠にならない

国会主権の成立は制定法の優位を説明しますが、行政も通常裁判所で正規の法に従うという法の支配の要請を直接に導くものではありません。

根拠:国会主権と裁判所による通常法の適用

イ 根拠になる

行政侵害に法律の根拠だけを求め、法律自体の人権適合性を審査しない構想は形式面に偏ります。これが形式的法治国家論と批判される理由です。

根拠:法律の内容を問わない法律による行政

ウ 根拠にならない

国民主権の採用だけでは、法治主義が人権保障や司法審査を含む法の支配と接近したことを説明できません。両者の接近には実質的正義の要請が必要です。

根拠:法治主義の実質化

公式正答との照合

解説から導いた答え2・1・2
法務省公表2・1・2
照合結果一致

法務省の正答 →

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