令和6年・刑法・第15問

司法試験 刑法
第15問 解説

迷いやすいのは、同時傷害の特例と後続暴行の原則と例外を同じ基準で処理してしまう点です。法務省公表の正答は3です。

公式正答

法務省公表の正答は3

同時傷害の特例と後続暴行

適用否定説 2=適用できない

第2暴行だけでも死亡への因果関係が証明されるなら、同時傷害の特例を使わず後行者へ結果を帰責できるとして、207条適用を否定する考えがあります。

根拠:後続暴行と死亡の因果関係

判例の適用要件 4=傷害危険、5=外形的共同実行

判例は、各暴行が問題の傷害を生じさせ得る危険を持ち、時間・場所などから外形的に共同実行と同視できる状況で行われたなら、後の暴行と死亡の因果関係があっても傷害原因不明部分に207条を適用します。

根拠:傷害原因の不明と一体的暴行

公式正答との照合

解説から導いた答え3
法務省公表3
照合結果一致

法務省の正答 →

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