法務省公表の令和6年司法試験短答式試験問題・正答を参照。問題文と選択肢は転載せず、科目・問番号、正答および独自解説を掲載しています。
法務省の公式問題PDF →公式正答
法務省公表の正答は5
承継的共同正犯の成立範囲
積極利用説 先行事実を犯罪手段として利用
後行者が先行者の作った被害状態を自己の犯罪遂行に積極利用する場合、先行結果を含む共同正犯を限定的に認める見解があります。設問ではこの立場が全傷害について共同正犯を認めます。
根拠:限定的肯定説
判例の限界 共謀後に因果寄与した部分だけを帰責
判例は先行傷害を利用した事情を後行暴行の動機・契機として捉え、共謀前の結果に因果的影響を与えたとはしません。そのため後行者は共謀後に重篤化させた傷害部分について共同正犯責任を負います。
根拠:因果性の遡及否定
公式正答との照合
| 解説から導いた答え | 5 |
|---|---|
| 法務省公表 | 5 |
| 照合結果 | 一致 |
問題本文と選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。