公式正答
公式正答 解なし
問199はどう解くか
厚生労働省の公式正答では本問は『解なし』で採点対象外です。理想的に完全解離するとπ=3CRT≈7.47×10⁴ Paで、水柱差は約7.8 mとなり、cm表記のどの選択肢にも一致しません。
全5肢の判断根拠
1の0.10 cmは浸透圧7.47×10⁴ Paに対応する液柱差より桁違いに小さい値です。
2の0.80 cmも不一致です。0.010 mol/Lをmol/m³へ換算すると10 mol/m³であり、濃度単位を落としてはいけません。
3の2.4 cmはNa2SO4の粒子数係数をどう扱っても計算値と合いません。
4の5.3 cmも水柱差ではありません。π/大気圧≈0.747なので水銀柱では約56.8 cm、水柱へ戻すと約795 cmです。
5の8.0 cmは、本来得られる約8.0 mをcmと取り違えたとみられる値です。公式には選択肢に正解がないと訂正されています。
出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。