薬学実践問題・物理・化学・生物/実務

第111回 薬剤師国家試験 問217
COPD患者への吸入・生活指導

第111回薬剤師国家試験の問217は、維持吸入、心血管系副作用、ワクチンと呼吸リハを確認する問題です。LAMA/LABA配合吸入薬は症状のない日も毎日続け、血圧上昇などの心血管系症状に注意します。正答は2・4です。

公式正答

公式正答 2・4

問217はどう解くか

LAMA/LABA配合吸入薬は症状のない日も毎日続け、血圧上昇などの心血管系症状に注意します。正答は2・4です。

全5肢の判断根拠

1は不適切です。安定期COPDでは状態に合わせた歩行などの運動・呼吸リハビリテーションが推奨され、過度の安静は体力低下を招きます。

2が適切です。ウメクリジニウム/ビランテロールは発作時だけでなく、1日1回継続する長時間作用性の維持療法薬です。

3は不適切です。β2刺激薬で動悸が生じ得ますが、自己判断で継続を促さず、強い症状や持続時は使用を止めて医療者へ相談させます。

4が適切です。ビランテロールの交感神経刺激作用などにより血圧上昇や頻脈を来す可能性があり、高血圧治療中の本例では説明が必要です。

5は不適切です。COPD患者はインフルエンザで増悪しやすく、禁忌がなければワクチン接種を勧めます。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成。

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