薬学実践問題物理・化学・生物/実務

第111回 薬剤師国家試験 問224
免疫チェックポイントとT細胞応答

第111回薬剤師国家試験の問224は、抗原提示、補助刺激、抑制シグナルを対にして覚える問題です。樹状細胞はヘルパーT細胞へ抗原提示を行い、腫瘍PD-L1とT細胞PD-1の結合はキラーT細胞を抑制します。正答は1・5です。

公式正答

公式正答 1・5

224はどう解くか

樹状細胞はヘルパーT細胞へ抗原提示を行い、腫瘍PD-L1とT細胞PD-1の結合はキラーT細胞を抑制します。正答は1・5です。

5肢の判断根拠

1が正しいです。樹状細胞はMHC分子上に抗原ペプチドを提示し、ナイーブT細胞の活性化を開始します。

2は誤りです。制御性T細胞は過剰な免疫反応を抑える細胞で、腫瘍抗原応答を増強する細胞ではありません。

3は誤りです。CD80/CD86とCD28の結合が補助刺激を与え、CTLA-4との結合はT細胞活性化を抑制します。

4は誤りです。PD-L1が結合する相手はPD-1であり、CD28を介する補助刺激ではありません。

5が正しいです。PD-L1–PD-1結合はT細胞へ抑制性シグナルを送り、腫瘍免疫からの逃避を助けます。ペムブロリズマブはPD-1を遮断します。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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