薬学実践問題・衛生/実務

第111回 薬剤師国家試験 問235
N-アセチルシステインで増える代謝物

第111回薬剤師国家試験の問235は、NAPQIとグルタチオンの抱合体を構造から選ぶ問題です。N-アセチルシステイン投与で肝グルタチオンが回復し、NAPQIのグルタチオン抱合体が増えます。正答は5です。

公式正答

公式正答 5

問235はどう解くか

N-アセチルシステイン投与で肝グルタチオンが回復し、NAPQIのグルタチオン抱合体が増えます。正答は5です。

全5肢の判断根拠

1はアセトアミノフェンの酸化関連構造で、グルタチオン抱合体ではありません。

2は反応性の高い毒性代謝物N-アセチル-p-ベンゾキノンイミン(NAPQI)で、解毒薬により蓄積を減らす対象です。

3は硫酸抱合体です。治療量で主要経路ですが、N-アセチルシステインが直接増やす目的の代謝物ではありません。

4はグルクロン酸抱合体で、これも通常の主要代謝物ですが、補充されるグルタチオンを含みません。

5が正しいです。構造中にグルタチオン由来のシステイン、グルタミン酸、グリシン残基を持つNAPQIの無毒化抱合体です。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成。

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