薬学実践問題法規・制度・倫理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問316
フィルゴチニブ導入前のリスク確認

第111回薬剤師国家試験の問316は、JAK阻害薬の肺障害と生殖発生毒性を事前評価する問題です。フィルゴチニブ開始前には間質性肺炎の既往と挙児希望を確認し、感染症・妊娠関連リスクを含めて適応を判断します。正答は3・4です。

公式正答

公式正答 3・4

316はどう解くか

フィルゴチニブ開始前には間質性肺炎の既往と挙児希望を確認し、感染症・妊娠関連リスクを含めて適応を判断します。正答は3・4です。

5肢の判断根拠

1は誤りです。メサラジンとフィルゴチニブは作用機序が異なり、併用禁忌ではありません。

2は誤りです。プレドニゾロンとの併用は感染症リスクを高めるため慎重な監視が必要ですが、添付文書上の併用禁忌ではありません。病勢に応じステロイドを漸減します。

3が正しいです。JAK阻害薬で間質性肺炎が報告されており、既往、呼吸器症状、胸部画像等を確認します。

4が正しいです。妊娠中は使用できず、治療中と終了後一定期間の避妊が必要です。患者の妊娠希望を確認して治療選択へ反映します。

5は誤りです。卵由来成分を含む製剤ではなく、卵アレルギーは特異的な導入前確認事項ではありません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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