薬学実践問題病態・薬物治療/実務

第111回 薬剤師国家試験 問288
周術期せん妄のリスク因子

第111回薬剤師国家試験の問288は、患者背景から素因と誘発因子を拾う問題です。76歳という高齢と、フルボキサミン治療を要する精神疾患がせん妄発症リスクです。正答は2・3です。

公式正答

公式正答 2・3

288はどう解くか

76歳という高齢と、フルボキサミン治療を要する精神疾患がせん妄発症リスクです。正答は2・3です。

5肢の判断根拠

1は誤りです。月1回、日本酒1合程度の機会飲酒で、アルコール依存や離脱を示す情報はありません。

2が正しいです。高齢は脳の予備能低下や薬物感受性増大により、術後せん妄の重要な素因です。

3が正しいです。フルボキサミン処方から精神疾患の治療中と考えられ、既往せん妄とともに発症リスクを高めます。

4は誤りです。eGFR 76.7 mL/min/1.73 m²で、リスクとなる腎機能障害は示されません。

5は誤りです。AST、ALT、γ-GTPは正常で、肝機能障害を示す情報はありません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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