薬学実践問題病態・薬物治療/実務

第111回 薬剤師国家試験 問290
妊娠希望女性の便秘・疼痛セルフケア

第111回薬剤師国家試験の問290は、妊娠・授乳期の使用実績と症状の受診勧奨を両立する問題です。便秘には酸化マグネシウム、頭痛などの疼痛にはアセトアミノフェンが妊娠・授乳期にも選びやすい薬です。正答は1・5です。

公式正答

公式正答 1・5

290はどう解くか

便秘には酸化マグネシウム、頭痛などの疼痛にはアセトアミノフェンが妊娠・授乳期にも選びやすい薬です。正答は1・5です。

5肢の判断根拠

1が正しいです。酸化マグネシウムは腸管内へ水分を保持する塩類下剤で全身吸収が少なく、妊娠中にも使用経験があります。腎機能には注意します。

2のロペラミドは止瀉薬であり、週5日排便がない便秘には逆効果です。

3のロキソプロフェンはNSAIDで、妊娠後期の胎児動脈管収縮等のリスクがあり、妊娠可能性がある人への第一提案にしません。

4のイブプロフェンもNSAIDで、妊娠期を通した自己判断使用には適しません。

5が正しいです。アセトアミノフェンは妊娠・授乳期の解熱鎮痛薬として比較的選択しやすい薬です。ただし骨盤痛と不妊希望は婦人科受診も勧めます。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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