薬学実践問題病態・薬物治療/実務

第111回 薬剤師国家試験 問291
子宮内膜症の病態とリスク因子

第111回薬剤師国家試験の問291は、エストロゲン依存性病変と月経回数を理解する問題です。未産はリスク因子で、月経を重ねることが異所性内膜病変の反復出血・炎症と疼痛悪化に関係します。正答は1・4です。

公式正答

公式正答 1・4

291はどう解くか

未産はリスク因子で、月経を重ねることが異所性内膜病変の反復出血・炎症と疼痛悪化に関係します。正答は1・4です。

5肢の判断根拠

1が正しいです。妊娠・授乳による無月経期間がない未産女性は生涯月経回数が多く、子宮内膜症リスクが高まります。

2は誤りです。病変は主にエストロゲン依存性に増殖し、黄体ホルモン製剤は内膜を萎縮させる治療に用います。

3は誤りです。子宮内膜に似た組織が卵巣、腹膜、ダグラス窩など子宮内腔外に生じる疾患です。

4が正しいです。異所性病変も月経周期に反応して出血・炎症・癒着を繰り返し、疼痛が進行します。

5は誤りです。卵巣明細胞がん・類内膜がんとの関連は知られますが、子宮体がん合併が代表的に高いという説明ではありません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

全345問・全1,729肢解説PDFを見る →