薬学実践問題・病態・薬物治療/実務

第111回 薬剤師国家試験 問296
小児アトピー型気管支喘息の病態

第111回薬剤師国家試験の問296は、IgE感作と閉塞性換気障害、喘鳴を結び付ける問題です。ハウスダスト特異的IgE陽性からアトピー型で、発作時には気道狭窄による笛音が聴取されます。正答は1・3です。

公式正答

公式正答 1・3

問296はどう解くか

ハウスダスト特異的IgE陽性からアトピー型で、発作時には気道狭窄による笛音が聴取されます。正答は1・3です。

全5肢の判断根拠

1が正しいです。小児で特異的IgE陽性を示し、環境アレルゲンへのI型アレルギー反応が関与するアトピー型喘息です。

2は誤りです。FEV1・1秒率低下、%VC正常は閉塞性換気障害で、拘束性なら%VCが低下します。

3が正しいです。気管支平滑筋収縮と粘膜浮腫で気道が狭くなり、主に呼気性の高調性連続音である笛音を聴取します。

4は誤りです。KL-6は間質性肺炎などII型肺胞上皮障害のマーカーで、気管支喘息の典型的検査所見ではありません。

5は誤りです。アトピー型喘息では喀痰・気道の好酸球増加が特徴で、好中球増加を中心所見とはしません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成。

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