薬学実践問題病態・薬物治療/実務

第111回 薬剤師国家試験 問299
プロピベリン使用前の確認事項

第111回薬剤師国家試験の問299は、抗コリン作用で悪化する尿閉と閉塞隅角緑内障を確認する問題です。抗コリン作用により尿閉と眼圧上昇を招き得るため、排尿困難と緑内障の有無が重要です。正答は4・5です。

公式正答

公式正答 4・5

299はどう解くか

抗コリン作用により尿閉と眼圧上昇を招き得るため、排尿困難と緑内障の有無が重要です。正答は4・5です。

5肢の判断根拠

1の喫煙歴は一般的な健康情報ですが、プロピベリン使用可否を決める最優先の禁忌・慎重投与確認ではありません。

2の光線過敏症は本剤の主要な禁忌事項ではありません。

3のグレープフルーツジュース習慣よりも、抗コリン作用で悪化する基礎疾患の確認が優先されます。

4が正しいです。前立腺肥大などによる排尿困難・尿閉があると、排尿筋収縮抑制で症状を悪化させます。

5が正しいです。抗コリン作用で散瞳し眼圧が上がるため、閉塞隅角緑内障では使用できません。緑内障の種類まで確認します。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

全345問・全1,729肢解説PDFを見る →