薬学実践問題病態・薬物治療/実務

第111回 薬剤師国家試験 問305
高用量メトトレキサート副作用の予防

第111回薬剤師国家試験の問305は、尿アルカリ化とホリナート救援を組み合わせる問題です。アセタゾラミドで尿をアルカリ化し、所定時刻からホリナートカルシウムを投与して正常細胞を救援します。正答は1・4です。

公式正答

公式正答 1・4

305はどう解くか

アセタゾラミドで尿をアルカリ化し、所定時刻からホリナートカルシウムを投与して正常細胞を救援します。正答は1・4です。

5肢の判断根拠

1が正しいです。炭酸脱水酵素阻害でHCO3−の尿中排泄を増やし、尿pHを上げてメトトレキサートの析出性腎障害を予防します。

2のセベラマーは高リン血症治療用のリン吸着薬で、MAP療法の副作用予防薬ではありません。

3のチアジド系利尿薬は脱水・腎機能低下を招き得て、高用量メトトレキサート排泄を守る目的に使いません。

4が正しいです。還元型葉酸を補ってメトトレキサートによる正常細胞の葉酸代謝阻害を救援します。血中濃度に応じ調整します。

5のメスナはアクロレインを無毒化し、イホスファミド・シクロホスファミドによる出血性膀胱炎を予防します。本MAP療法には該当薬がありません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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